THE STATUS OF HAKATA 最初に手にするステータスマガジン

FIRST.L WEBFUKUOKA CITY

六本木一丁目の静かな一角に佇む「BLT STEAK ROPPONGI」が、今年で11周年を迎えた。

ニューヨーク本店のDNAをそのままに、上質なアメリカンステーキと洗練されたホスピタリティで国内外の美食家を魅了し続ける同店。

9月下旬に開催された11周年記念パーティーでは、日頃から店を支える常連客や業界関係者が集い、華やかで温かい時間が流れた。

 

◉11年目の「感謝」と「挑戦」

香ばしいステーキの香りとシャンパンの泡が織りなす特別な雰囲気の店内。

オープン当初から変わらぬ看板メニューの「ドライエイジングプライムステーキ」を中心に、今宵のためだけに用意されたスペシャルメニューが並ぶ。

伝統と革新を融合させた、11年目のBLT STEAKの“今”を象徴するコースだ。

また、スタッフが笑顔でゲスト一人ひとりに心からの感謝を伝える姿が印象的だった。

 

◉アミューズからデザートまで、五感を刺激する｢11周年アニバーサリー特別コース」

まず登場するのは、名物の焼きたてポップオーバー。

外はサクッと、中はふんわりとした軽やかな食感。添えられたブラウンホイップバターの芳醇な甘みと、香ばしさがポップオーバーによくなじみ、後に続く料理との相性も抜群だ。

 

続く前菜は、鮮度抜群のマグロを贅沢に使ったTUNA TARTARE（マグロのタルタル）。

ほどよく酸味を効かせたドレッシングと香草の香りが調和し、重厚なステーキコースの序章として見事なバランスを奏でる。

温前菜の**PORCINI VELOUTE SOUP（ポルチーニのヴルーテスープ 焦がしマッシュルームのバトン添え）は、秋を感じさせる一皿。

ポルチーニの深い旨味と香ばしいマッシュルームが重なり合い、クリーミーでいて軽やか、季節感あふれる味わいだ。

 

魚料理にはSCALLOP MICUIT（帆立のミキュイ ハーブオイルとクリームソース）。

中心がほんのりレアに仕上げられた帆立は、口の中でとろけるような食感。

ハーブの香りが優しく広がり、次のメインディッシュへの期待を静かに高めてくれる。

メインは、DRY AGED PRIME T-BONE STEAK（ドライエイジングプライム Tボーンステーキ）。

熟成庫で時間をかけて旨味を凝縮させたプライムグレードの牛肉は、外は香ばしく、中はしっとりとした肉質。

ステーキソースやオリジナルのチミチュリを添えることで、香草とガーリックが織りなす芳香がさらに食欲をそそる。

シンプルでありながら、肉の真髄を極めた一皿だ。

 
HIBISCUS AND PEACH MACEDONIA with Champagne（ハイビスカスと桃のマチェドニア＋シャンパン）

デザートは視覚的にも鮮やかな一皿。

ハイビスカスの鮮やかな色彩と桃の瑞々しさに、シャンパンの泡が軽やかさを添える。

 

 

 

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