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NEW ライフスタイル2026/06/08

初夏の博多を彩る伝統美。『六月博多座 大歌舞伎』船乗り込みレポート

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初夏の訪れを告げる博多の風物詩「船乗り込み」が、5 月 30 日に華やかに開催された。

江戸時代から続く歌舞伎独特の伝統行事である船乗り込みは、歌舞伎俳優たちがご当地到着を船上から披露する特別な催し。

今年もキャナルシティ博多から博多リバレインまでの博多川を舞台に、約3万5000人の観客が沿道を埋め尽くした。

船上には、八代目尾上菊五郎襲名披露となる尾上菊之助改め八代目尾上菊五郎、六代目尾上菊之助襲名披露となる尾上丑之助改め六代目尾上菊之助をはじめ、市川團十郎ら豪華な出演者たちが11艘に乗船。

観客からは大きな歓声と拍手が送られ、博多の街は歌舞伎一色の熱気に包まれた。

川端ぜんざい広場前では恒例の口上が行われ、出演者たちは公演への意気込みと博多への感謝を語った。

その姿からは、伝統芸能を未来へ繋ぐ誇りと情熱が感じられ、集まった観客を魅了した。

また、その後に博多座で行われた式典では、尾上菊之助改め八代目尾上菊五郎、尾上丑之助改め六代目尾上菊之助の襲名を祝う特別な記念幕がお披露目された。

この祝幕は、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦がデザインを手掛けたもので、博多座では初公開。

鮮やかで力強い色彩と格調高い意匠は、伝統芸能である歌舞伎と現代アートが融合した象徴的な作品として、大きな注目を集めた。

出演者による挨拶も行われ、八代目尾上菊五郎は「博多の皆様の温かい歓迎に感謝しております。この襲名披露興行を精一杯勤めさせていただきます」と意気込みを語り、会場は大きな拍手に包まれた。

親子同時襲名という歴史的な節目に立ち会おうと、多くの歌舞伎ファンが詰めかけ、祝福ムードに満ちたひとときとなった。

豪華襲名披露で注目を集める『六月博多座大歌舞伎』6 月 2 日から 22 日まで上演される『六月博多座大歌舞伎』は、今年最大の見どころとも言える尾上菊五郎家の襲名披露興行として大きな注目を集めている。

代々受け継がれてきた名跡「尾上菊五郎」と「尾上菊之助」。

その歴史ある襲名の節目を博多座で迎えることは、歌舞伎ファンにとっても特別な意味を持つ。

さらに、市川團十郎をはじめとする歌舞伎界を代表する名優たちが顔を揃え、古典の魅力から華やかな舞踊作品まで、歌舞伎の醍醐味を存分に味わえる演目が揃う。

豪快さと繊細さが共存する立廻り、美しい衣裳や舞台美術、そして役者たちの圧倒的な存在感。

歌舞伎を初めて鑑賞する方にも、その世界観に引き込まれる見応えある公演となりそうだ。

伝統と熱気に包まれる、博多の初夏船乗り込みから始まる六月博多座大歌舞伎は、単なる舞台公演にとどまらず、博多の街全体が歌舞伎文化に彩られる特別な季節でもある。

博多川を彩った船乗り込み、そして博多座で披露された新たな歴史の幕開け。

伝統を受け継ぎながらも新たな時代へ歩みを進める歌舞伎の世界は、今まさに世代を超えて人々を魅了している。

六月博多座大歌舞伎は、その瞬間を体感できる貴重な舞台となりそうだ。

ぜひ劇場へ足を運び、その熱気と感動を体感してみては。

【六月博多座大歌舞伎】

会期:2026 年 6 月 2 日(火)〜6 月 22 日(月)

会場:博多座

昼の部 11:00〜/夜の部 15:45〜
(日程により異なる)

https://www.hakataza.co.jp/lineup/132

 

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