NEW CLOSE UP president2026/10/13
賃貸管理戸数 九州No.1。
別大興産・伊勢戸啓司社長が描く、地域と未来をつなぐ不動産経営

賃貸物件管理戸数において、2022年から3年連続で九州No.1の実績を誇る株式会社別大興産。
大分県別府市に本社を置き、大分・福岡で18店舗を展開。
賃貸、管理、仲介、買取まで幅広く手掛け、地域に根差した不動産サービスを提供している。
創業は1980年。45年以上にわたり、住まいを通じて地域と向き合ってきた。
そんな別大興産で舵を取る、代表取締役社長・伊勢戸啓司氏に話を聞いた。
〇負けん気を原動力に
管理戸数を4万戸へ拡大
<伊勢戸氏>
父が創業した会社で、子どもの頃から会社が成長していく姿を間近で見てきて、いつかこの会社で社長になりたいと思っていました。
大学卒業後は大手不動産会社で経験を積み、2002年に別大興産へ入社。
当時約3,000戸だった管理戸数の拡大に向け「企画推進部」を立ち上げ、着実に増加し現在では約4万戸まで成長しました。
この目覚ましい成長の原動力となったのが、伊勢戸氏の底知れぬ負けん気である。
中学・高校時代にはテニスに取り組み、将棋も好きだという。勝ち負けがはっきりと出るものを好み、どうすれば勝てるのかを考え、実践する。
その姿勢にも、負けん気の強さが表れている。
常に新たな価値を追い求める姿勢が、現在までの不動産事業の成長にも息づいている。
〇自ら先頭に立って
福岡の拠点を切り拓く
ー行動力と現場感覚は、入社前に勤めた大手不動産会社時代に培われたものだ。
<伊勢戸氏>
大手のノウハウ、組織を学ぶために働き、福岡でマンション販売や売買仲介と、現場で徹底的に経験を積みました。
ー2012年、別大興産として福岡市場へ進出した際も、伊勢戸氏の動きは迅速だった。
自ら5年間にわたり単身赴任し、博多の立ち上げを文字通りゼロから主導。
地元別府出身の今宮健太選手をテレビCMに起用するなど、認知拡大にも力を注いだ。
こうした地道な取り組みが事業基盤を築き上げ、福岡での管理物件はすでに1,000戸を超えるまでに成長している。
事業の拡大を牽引してきた伊勢戸氏が、次に重視したのが、その成長を支える社員と組織の在り方だった。
〇社員の幸せを第一に掲げる
組織改革を実践
ー代表取締役社長へ就任後、伊勢戸氏は組織改革にも着手した。
<伊勢戸氏>
私が最初にしたのは『5つのミッション』の順序を変更し、『従業員、従業員の家族が誇れる会社を目指します』を最上位に据えたことです。
一番の経営資源である従業員を大切にする会社でありたい、という思いを明確にしたかったのです。
また、在籍中ずっと支給される『永久資格手当』を新設し、社員の自己研鑽を後押しする制度も整えました。
さらに、社内サークル活動への補助制度も導入し、働きやすい環境づくりにも力を入れています。
社員とその家族を大切にするという経営方針は、地域社会との関わりにも広がっている。
ー2025年10月に代表取締役社長へ就任すると、地域貢献活動にも力を注いだ。
社長就任後、すぐに取り組んだのがSDGs推進活動。
社員有志による海岸沿いの公園清掃やフードドライブなど、地域貢献活動を積極的に推進している。

さらに、別府駅前店3階にはグランドピアノを備えたイベントスペースを設け、学生や地域住民へ開放。
住まいの提供にとどまらず、地域に開かれた交流の場として、多彩な活動を支えている。

また、大分の夏を彩る「府内戦紙(ふないぱっちん)」では約150名の社員が参加。勇壮な山車と踊りで地域を盛り上げるなど、企業として地域とのつながりを育んでいる。

地域とのつながりを大切にしながら、着実に成長を続ける別大興産。
その歩みは今、新たな事業領域と市場への挑戦へと広がっている。
〇東京進出と売買仲介の強化
-地域の未来を繋ぐ挑戦-
ー今、伊勢戸氏が見据える未来には二つの柱がある。
一つは「売買仲介」のさらなる強化だ。管理戸数九州No.1という信頼を武器に、賃貸管理に続く事業の柱へと育てていく考えだ。
その一例が、別大興産が売主として販売する「サンリヤン寺塚601号」だ。
同社がリフォームを手掛け、住まいに新たな価値を生み出している。

ワンフロア1住戸という戸建て感覚で暮らせる贅沢なペントハウス空間を実現した。

専有面積100㎡に加え、開放感あふれるルーフバルコニーも備えた希少性の高い一邸。

システムキッチンやフローリング、畳まで一新され、室内はまるで新築のような美しい仕上がりとなっている。


こうした既存の住まいに新たな価値を生み出す取り組みも、売買仲介の強化を目指す同社の姿勢を表している。
そして、事業の可能性をさらに広げるもう一つの挑戦が、東京進出である。
<伊勢戸氏>
大分で育てられた企業として、大分の人が最も転出する先は福岡で、次いで東京です。
長年地元で信頼を積み重ねてきた我々の会社が東京にあれば、東京へ転居する人も、地元で見送るご家族もより安心して部屋探しができると思うんです。
ー競争の激しい市場だからこそ、挑戦そのものが会社の成長につながる。
事業領域が広がっても、別大興産が変わらず大切にしているのが、地元大分とのつながりだ。その象徴ともいえるのが、別府市出身の今宮健太選手への長年にわたる支援である。
別大興産は、2009年に明豊高校からドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスへ入団した、別府市出身の今宮健太選手を10年以上にわたってサポートしている。
地域に根差し、人を支え、暮らしを支える。その姿勢を大切にしながら、伊勢戸氏は新たな未来を切り拓こうとしている。

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<プロフィール>
株式会社別大興産
代表取締役社長
伊勢戸 啓二氏
1975年生まれ。大学卒業後、大手不動産会社に入社。福岡でマンション販売や売買仲介を経験した後、2002年に別大興産へ入社。事業拡大や福岡拠点の立ち上げに深く関わり、2025年に代表取締役社長へ就任した。
大分に根を張りながら、九州、そしてその先へと歩みを進める株式会社別大興産。
地域に寄り添いながら広がっていくその挑戦から、今後も目が離せない。
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