Travel2023/01/04
熊本 厳選かけ流しの宿「いやしの里 樹やしき」
FIRST.Lの最新刊Vol.8巻頭企画でご紹介している熊本県にある黒川温泉。
黒川温泉といえば、誰もが知る有名な温泉地ですが、2022年締めの旅行に編集部でいやしの里 樹やしきの宿を訪れました。
改めて感じる黒川温泉の魅力をお伝えしたいと思います。
まず、黒川温泉のお宿の前に立ち寄ったおすすめスポットをご紹介します。
ここは隠れ宮と言われていますが、日本最古の神社で底知れパワーを持ち、スピリチュアルな空気が漂う有名なパワースポット、弊立神宮です。
足を踏み入れるとひんやりとした神聖な空気を感じます。
樹齢6000年と言われる杉が祀られ、年輪を重ねても尚、天に向けて真っすぐに伸びている樹木は神々しくもありました。
弊立神宮の森を散策しながら樹木を探していると、そのスケールに驚くことでしょう。
弊立神宮は「世界平和」や「人類の幸福」など、大きなスケールの願いが叶う神様とされています。参拝の後にみんなで引いたおみくじは全て大吉で、とても強い気とパワーをもらえました。
実際に訪れて感じた強い気、神秘的な空気感を体験しに、ぜひ皆様も一度訪れてみてはいかがでしょうか。
弊立神宮をあとに、黒川温泉までは約60分。阿蘇の壮大な景色を楽しみながらお宿に向かいます。お天気にも恵まれ絶景のドライブコースです。
黒川温泉に到着。今回の宿泊は、いやしの里 樹やしきにお世話になりました。
いやしの里 樹やしきと言えばバーラウンジを楽しみに訪れる方も多いはず。熊本温泉の中で唯一高台に佇む展望の宿としても知られ、バーカウンターから見えるパノラマビューは季節や時間帯により様々な景色を楽しむことができます。
本日のお部屋は樹やしきでも大人気の離れ。趣の異なる十棟があります。今回は和室とベットルームを備える『八重桜』と、メゾネットタイプの『杉寿庵』。落ち着きのある和室にベットルームの2部屋があり、最大4名まで利用できます。ご家族で訪れても十分にゆっくりと過ごせる広さです。
天草岩の内湯と檜の露天風呂があります。樹やしきでは全ての温泉が源泉かけ流しというのも嬉しいポイント。
源泉は少し熱めで、お水で調整して入ります。
温泉の香りもしっかりありながら、お湯はさらっとしています。芯から温まり湯冷めせず、朝のひんやりとした気温の中でたっぷりのお湯に入る露天風呂も最高です。
黒川温泉は一つの温泉地で7種類もの泉質が楽しめますが、温泉に湯の花が浮かび、湯上りのお肌はスベスベ、その泉質の良さを肌で感じる事ができます。
温泉で癒された後は、楽しみにしていた夕食です。
色鮮やかな小鉢から、川魚の塩焼き、肥後牛など、ボリューム満点の創作会席をいただきました。
オーナー手作りの、新鮮で色鮮やかなお漬物も絶品!
フルーツとジャージーアイスのデザートまで、大満足度の夕食でした。
食後は大浴場へ。満点の星空の中入る温泉は解放感があり格別です。
お風呂上りはバーラウンジで過ごすのもおすすめ。昼間とはまた違った落ち着いた雰囲気漂うバーでは、バーテンダーが作る本格的なカクテルを楽しめます。また、熊本の希少なお酒が揃うのもオーナーのこだわりだそう。
温泉にゆっくり浸かり、美味しいお食事を堪能、最後は美味しいお酒で締めるのがおすすめの過ごし方です。
そして、黒川温泉の魅力の一つでもあり、黒川温泉の名所を演出し風物詩ともなっている湯あかりは2023年4月2日(日)まで開催されています。球体状の「鞠灯篭」約300個と、筒状で高さ2mほどの「筒灯篭」を、自然の景観に溶け込むように配置して、日暮れから22時まで点灯され、今年は丸鈴橋や地蔵堂だけでなく、丸鈴橋からやまびこ旅館までの“川端通り”の道沿いがライトアップされていますので、川端通りを行き来しながら湯あかりをご堪能下さい。
一年を通して、いろんな顔を見せてくれる黒川温泉。いつ来てもおもてなしが行き届いているお宿で過ごす旅は、感性が磨かれます。来るたびに惹かれ、魅力あふれる黒川温泉に皆様もぜひ足を運んでくださいね。
▪ご紹介した日本最古のパワースポット
弊立神宮
熊本県上益城郡山都町大野712
▪編集部が訪れた温泉宿
いやしの里 樹やしき
熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6403-1
0967-44-0326
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