2020/05/22

解説編 男女⇔トリセツ【パートナーをどうみているのか~評価編~】

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解説編 男⇔女トリセツ

□男性は、妻(パートナー)の評価なんかしない

男性は妻の評価なんかしないということ。

男性脳にとっては、「この人が妻(パートナー)」と決めたら、それはチームの様な存在になるということです。

チーム内で、「嫌なやつだから・・・したくない」なんて事がない様に、好きか嫌いかは関係ない。

チームだから共に過ごし、共に走り、役割りを果たす。男性はそうした感覚で妻と接しています。

 

□女が男に絶望するとき

 

男性脳は、自分の身体の一部のように、妻をとらえます。「美しいから」「優しいから」「賢いから」なんて、いちいち評価しません。自分の右手の機嫌を取らないように、妻の機嫌を取らない。自分の左足を褒めないように、妻を褒めない。で、時々、ぎくしゃくした状態になった時に、機嫌をとろうとサプライズをしたりします。

 

女が、共に生きる男子に絶望するのは、案外些細なことの積み重ねです。

病気や仕事の失敗等で、「この人は役に立たないから捨てよう」なんて思う女性はあまりいません。

それは、女性脳は「先の見えない事態」に強く、免疫力さえ上がるので、そういうときこそ、俄然奮起して、彼を守ろうとするから。

それよりも、自分の存在などあってもなくても関係ないかのように、淡々と日々を過ごす男に、うっすらと絶望を重ねていきます。

たとえば、夫が、妻に何も言ってくれずに知らなかったという様な些細な出来事で(夫は言うまでもないと感じている)絶望してしまいます。

日ごろのさりげない行動」で常に、その人と一緒にいる意味をはかっているからです

とはいえ女性は、いちいちあら探しもせずに妻や恋人と一緒にいてくれる男性のおおらかさを、少しは感謝しましょう。

 

女性脳は、共感のために会話をするので、「悩み」「調子が悪い」「不安」「ショック」などの気持ちを大切な人と分かち合わないと、不安で生きていかれません。逆に言えば、そういうときに共感を求められてこそ、相手が自分を思ってくれることを確信するのです。

一方男性脳は、問題解決のために会話をするので、妻に言わなくても、明確な回答が別であれば、それで済んでしまいます。

まさか、こんな事が妻を絶望させるなんて!?といった風です。

そういうことが積み重なって妻から、

「私なんか、あなたにとって、どうでもいいのよね。一緒にいる意味がない」となるいう気持ちになるのです。

 

(とはいえ女性は、いちいちあら探しもせずに妻や恋人と一緒にいてくれる男性のおおらかさを、少しは感謝しましょう。)

 

 

♀「君の好きな◯◯◯、見つけたから」なんて言って買ってきてくれるような、さりげないプレゼントに喜ぶものなのです。

 

男と女は、すれ違う生き物。

お互いに悪気が無い事も多いです。

 

男性が相談をしてくれなかったり、話をしてくれないことを=「愛されていない」と誤解せずに、日々の生活の中で、絶望が積もってきたら、素直に「話してほしい」とちゃんと伝えて、しっかり甘えてあげましょう。

 

 

参考文献
『女の機嫌の直し方』
『男女脳戦略』

 

 

 

No:144

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